紬の花嫁

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CHARACTER

吐瀉丸
“それ世に放たれる事即ちこれ、───災厄なり”

禁忌呪物「吐瀉丸」

遥の乙女日記
  • 1
    最上級警戒対象として「禁忌呪物」に指定された悍ましい呪物であり、■■■■筋の恥部そのものです。
    これの開封は災厄と同義です。
    「隠しの社」が暴かれ開封されてしまいました。■■の落ち度です。
    過去「■■■」が人に受肉したという記録はなく、■■の女以外に振るわれたという記録もありません。
    受肉の経緯、理由、目的、全てが謎です。
    ■■筋を継ぐ者として本件は私が一人で解決せねばなりません。
  • 2
    対峙した際の会話により■■の「血の幣」の効果継続を確認できましたが、私が纏う山姫様の桃の神気を見抜き、私を警戒しました。
    「針」としての根底の記憶が残っているのかもしれません。
    一先ず最悪は免れたようですが、状況は未だ何も変わっていません。
    正直、全く勝てる気がしません。
    私の護法など全く歯が立たず、敵とも認識されませんでした。
  • 3
    宿主である葵ちゃんの身体で吐瀉丸としての能力を振るい、
    学院の生徒に■■■■をしたようです。
    結果、全員が自主退学及び転校となり■■■■■■が必要となりました。
    彼女達は今後普通の人生は望めません。
    自業自得なので良いのですが。
    問題は■■■■■■が使えるのかと、何故、使ったのか。です。
    宿主の危機を救ったのか、それとも単に目障りだったのか。
    私は後者だと想います。
  • 4
    最も警戒すべき「紡ぎ」の再来。
    その可能性が色濃くなってきました。
    ■■の裏手記が正しければ「吐瀉丸」はその為だけに存在していると断言できます。
    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■になるとは思えません
    しかし、逆に。
    期限無き簒奪延命の被害はいかほどになるのか……。
    相手は■■■であり、山姫様も■■■■も頼れません。
    血族の私が命を捨て償えればラッキーとします。
    ……八房様に、とても逢いたいです。

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